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違法伐採の問題~環境破壊と先住民の暮らしの破壊

 5月7日付けの『高知新聞』に「途上国 違法伐採 深刻 世界木材の30%にも」という題の記事が掲載されており、興味深く読んだ。
 違法伐採では環境保護などにコストをかけずに大きな利益を生むことができるため、発展途上国を中心に深刻化している。
 推計で2012年には熱帯木材の主要生産国の製品の50~90%が違法伐採であるとのこと。

 これに対して、欧州連合(EU)、アメリカ、オーストラリアなどが罰則などの厳しい法律を整備した。
 EUは新法を作り、違法伐採の木材のEU域内市場での販売を禁止し、アメリカでは同木材の輸入を禁止し、違法した企業には高額の罰金を科す制度を設けている。

 日本は世界四大木材輸入国の一つであるが、輸入規制は甘く、違法伐採を助長しているとの声もある。
 英国王立国際問題研究所の推計では、日本の違法伐採が疑われる木材の割合は輸入材の中で12%と主要先進国でも最も高い。

 マレーシア・ボルネオ島のサラワク州では、推定で約5割は違法伐採との指摘もあり、森が破壊され、森で生きる先住民の暮らしが破壊されている。
 同州で生産される合板の55%は日本向けである。

 我々の生活と森林破壊がつながっており、それらを正しく知るとともに、自分の生活の中で他から奪わない選択をしていく大切さを感じた記事だった。


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