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感覚(体)を通して、世界と神とつながる

生長の家高知教区機関紙『光風』平成30年11月号より

感覚(体)を通して、世界と神とつながる

「意識」と「感覚」

 9月2日(日)の朝のNHKニュースで解剖学者である養老孟司さんへのインタビューが放送されていました。昨年出版された『遺言。』の内容の紹介でした。養老さんはそのインタビューの中で、「意識」と「感覚」について話していました。現代人は頭の中で考えすぎ、心や体で感じる感覚がおろそかになっているのではないかと。 そんな中で一昨年、相模原で起きた障害者を狙った無差別殺人事件にふれます。犯人は、意思の疎通の出来ない人間は生きる価値がないと言っていました。養老さんは、意味のあるものだけに囲まれていると、いつの間にか意味のないものの存在がゆるせなくなってくると話します。障害があって動けない人の生存にどういう意味があるのか、どういう役にたつんだ、それがわからない、そうして殺人に至ったと。そんな養老さんは、意識ではなく、感覚に身をゆだねるために、子ども達のために自然教室を開いていました。最後に視聴者へのメッセージをと言われ、書いたのが「からだに訊け」でした。その時のインタビュアーが、その意味について聞くと、養老さんが「そうやってすぐ答えを知りたがるのが、頭だけで考えている証拠」と言われ、お見事な一本だと思いました。

意味優先と感覚優先

 このニュースを見ながら思い出したのが、総裁・谷口雅宣先生が11年前に出版された『日時計主義とは何か?』でお示し下さいました意味優先、感覚優先のものの考え方のことでした。意味と意識は同じことを言っていて、養老さんが言われていることは総裁先生から既にご指導いただいていることなのだと思い、感動しました。

感覚(体)は、大地と世界とつなぐ

 頭の中にある脳は、狭い暗い中に閉じ込められています。直接外界と接することはできません。私たちは、目、耳、鼻、口、皮膚の5つの感覚器官を通して、自分の外の世界のことを知ります。五官が自分と世界をつないでくれるのです。
 この“世界とつながっている”という感覚は大切です。私たちが何か失敗したり困ったことが起こると、そのことをずっと頭の中で繰り返し繰り返し考えてしまいます。そうして、マイナスのループにはまるとなかなか抜け出せなくなります。そして、頭の中だけで考えていると、世界と自分が切り離され、まるで自分だけが不幸であるという孤独感におそわれます。頭の中で世界と自分が切り離されてしまっているのです。
 しかし、そんな時、体を動かし感覚を通して、風や森、草花、生き物等々の自然と接することで、それらの自然と自分はつながっているんだということを、現在意識ではなく、潜在意識で確かに感じます。感覚(体)は世界とのつながりを実感させてくれます。そこから、多少の問題があろうとも大丈夫だという思いがわいてきます。それはその自然の奥にある神さまとのつながりを感じることでもあります。

PBSの活動

 この時代を生きる吾々はもっと神さまから与えられた体をしっかりと使い、今既に与えられている恵みを実感することが大切です。SNIオーガニック菜園部、SNI自転車部、SNIクラフト倶楽部の活動は、体を使うことによって、我々は自然とつながっている、一体であるという“自然即我”“我即自然”の意識へと意識を拡大するための活動です。そして、人間だけの幸せを願う運動ではなく、環境に出来るだけ負荷をかけない、低炭素な食生活、低炭素な生き方、低炭素な表現活動の具体的な展開であり実践です。
 それは神さまの御心をこの現代に生きる生き方・ライフスタイルの提案です。さあ、皆様、どれか一つを実践していきましょう。
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