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参議院選に対する生長の家の方針について

 先月、生長の家は“今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針 「与党とその候補者を支持しない」”を決定し、表明した。
 生長の家は昭和39年から昭和58年まで生長の家政治連合(生政連)を結成し選挙活動を行ってきたが、昭和58年に生政連の活動を停止してからは政治から離れていた。
 その生長の家が選挙に関する方針を決定したため驚かれている信徒もおられることと思う。
 生長の家高知教区の機関紙に、この方針のことについて書いた。
 生長の家の方針についてはこちらからどうぞ。


参議院選に対する生長の家の方針について  

 6月9日付けで『今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針「与党とその候補者を支持しない」』がインターネット上の生長の家公式サイトに発表されました。全文が本紙5面に掲載されています。先ずはご一読いただき、その上でこちらをお読みいただければと思います。
 この方針を読まれて“ああそうなんだ”と思われたり、“よくぞ決めていただいた”と喜ばれたり、“どうしてこんなことを決めたのだろう”と疑問に思われたり、受けとめ方は人様々かもしれません。
 昭和58年に生政連の活動を停止して三十数年、どうしてこのような決定がなされたのかを考えてみたいと思います。

与党とその候補者を支持しない理由

 先ず、その理由について方針には安倍政権の進めている経済発展至上主義に基づく原発の再稼働や原発技術の海外輸出、憲法を軽視する安全保障関連法案の可決など、その政策や政治運営が、生長の家の信仰や信念と相容れないからだと書かれています。

なぜ今、わざわざ発表するのか

 そのことは、総裁・谷口雅宣先生が今までもブログ、普及誌等で発表されてきました。それをなぜ今、参議院選に対する方針として決定し発表されたのか。それは『日本会議の研究』(菅野完著、扶桑社刊)という一冊の書籍が5月1日に発刊されたことに関係してきます。方針にはこの書籍のことについて次のように書かれています。

同書によると、安倍政権の背後には「日本会議」という元生長の家信者たちが深く関与する政治組織があり、現在の閣僚の8割が日本会議国会議員懇談会に所属しているといいます。これが真実であれば、創価学会を母体とする公明党以上に、同会議は安倍首相の政権運営に強大な影響を及ぼしている可能性があります。事実、同会議の主張と目的は、憲法改正をはじめとする安倍政権の右傾路線とほとんど変わらないことが、同書では浮き彫りにされています。当教団では、元生長の家信者たちが、冷戦後の現在でも、冷戦時代に創始者によって説かれ、すでに歴史的役割を終わった主張に固執して、同書にあるような隠密的活動をおこなっていることに対し、誠に慚愧に耐えない思いを抱くものです。

 元信者が深く関わる「日本会議」が安部政権を支え、その目指す方向は創始者・谷口雅春先生が冷戦時代に説かれ既にその役割を終えたものであるということが『日本会議の研究』によって明らかになりました。生長の家は彼らを説得できなかったことに責任を感じ、そして、安部政権の方向性がわかった今、はっきりと安倍政権の政治姿勢に対してノーと言わなければいけないと、今回の方針の発表となりました。
 方針の最後は次のように結ばれています。

 私たちは今回、わが国の総理大臣が、本教団の元信者の誤った政治理念と時代認識に強く影響されていることを知り、彼らを説得できなかった責任を感じるとともに、日本を再び間違った道へ進ませないために、安倍政権の政治姿勢に対して明確に「反対」の意志を表明します。この目的のため、本教団は今夏の参院選においては「与党とその候補者を支持しない」との決定を行い、ここに会員・信徒への指針として周知を訴えるものです。合掌。

 どうぞ皆さん、今一度5面の生長の家の方針をお読みいただき、ご理解くださいませ。
 なお、理解を深めるために『宗教はなぜ都会を離れるか?』の第一章「運動の変化について」と『歴史から何を学ぶか』を読まれることをおすすめいたします。また、『日本会議の研究』は教化部でも頒布いたしております。


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